2017年「3・11行動」に参加・賛同を!
原発事故隠蔽・責任放棄の「天皇・皇族出席の追悼式典」反対!
核・原発を止めよう!
■報道によれば「天皇代替わり案」では、2019年元旦に「元号」を変え、即位式典から秋には大嘗祭を開催するとされています。複数の「代替わり案」を国会で審議することさえ「おそれ多い」し、ましてや「この際天皇制はやめてしまえ」などという声を上げることなど絶対に許さないというのが与野党共通の確固たる決意です。昨年11・20の右翼・警察権力あげての反天皇制デモへの破壊攻撃は、その表れの第一弾だったと言えます。2019年に向けて、反天皇制闘争は最大の正念場を迎えています。今後「2・11」「3・11」「4・29」と続く例年の行動スケジュールのすべてで、天皇制廃絶・元号反対・即位大嘗祭反対の声を高らかに響かせて「代替わり」攻撃に立ち向かおうではありませんか。
■先ごろ安倍政権は、「5年が過ぎた」として、今年から大規模自然災害の前例に従い、天皇ではなく秋篠宮の出席に切り替えると発表しました。ただし、10年目などの節目には天皇に出席を求めると言います。これは、そもそも「慰霊追悼式典」が、全てを自然災害に帰することで、いまだ収束のメドも立てられない原発事故の責任・事故後責任を隠蔽し、原発政策を推進するためにあることを自ら宣言するに等しいことです。
安倍政権は、原発事故を「終わったこと」として原子力規制庁(原子力規制委員会事務局長)に、こともあろうに原発推進行政の中枢を担い続けてきた経産省の役人を配置しました。未だ廃炉の見通しなく、被害や事故が頻発しているにもかかわらず、まるで時計の針を逆戻すように、政権・経産省エネルギー庁、規制委員会・電力独占が一体となって、原発再稼動、核燃料再処理などを一挙に推し進めようというのです。
■天皇の「3・11追悼式典」出席や激戦地への謝罪なき「慰霊追悼」行脚、各地で順繰りに開催する国民体育大会などの天皇制行事出席などは、言うまでもなく「護憲天皇・アキヒト」による明々白々たる違憲行為です。改憲を先取りし、「元首」として散々に国内外を踏み荒らし、挙句に天皇制の未来永劫の安定的存続をかけて「生前退位」に踏み出したものです。今回の追悼式典での秋篠宮への交代は、同時に「天皇代替わり」攻撃の一環でもあります。この種の天皇行事では「天皇の次は皇太子」が定石です。「代替わり」がなければ皇太子出席のところを、「皇太子文仁(フミヒト)」の一足早いデビュー戦というわけです。
「3・11」を「原発いらない!天皇制いらない!天皇・皇族出席の追悼式典反対」をかかげ、ともに闘いましょう。「3・11行動実行委員会」への参加・賛同をよろしくお願い致します。
連絡先:tel/fax 03(3446)9058 :mail:han3_11@yahoo.co.jp
<行動予定>
3月11日(土)
*デモ
13:30日比谷公園霞門集合 集会
14:20 デモ出発
*集会
17:00〜 築地社会教育会館
講演
(1)なすびさん (被ばく労働被害を許さない・仮)
地域・戦線からの発言